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けがが治るまで (2)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
傷口の処理がある程度終わると、今度は傷口が閉じるための動きを始めます。血が出ていたところには毛細血管が伸びており、そこから肉芽組織が出現し傷口を埋め始めます。この肉は感染させないための防護壁となり、 ...[続きを読む]
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けがが治るまで (1)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
皮膚は体表の大きな割合を占め、私たちを守ってくれている非常に強い防御力を持った器官です。それでも、外傷にはじまり腫瘍や嚢胞、膿瘍によってもダメージを受けます。「私が包帯を巻き、神がそれを治す」とはよ ...[続きを読む]
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寄生虫という生物 (2)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
今回は、比較的よく見る寄生虫について説明していこうかと思います。 線虫と呼ばれる、成虫が細長い紐のような寄生虫の仲間では、回虫や犬糸状虫(フィラリア)が有名です。どちらも見た目はよく似ていますが、 ...[続きを読む]
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寄生虫という生物 (1)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
一般に自然界において、ある生物が他の生物の体内・体表面で一時的、あるいは持続的に生活し、利益を受けながらも一定の害を与えて生活する現象を寄生といい、その生物を寄生虫といいます。これは特別な生物という ...[続きを読む]
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熱が出るってどういうこと?
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
犬や猫だけでなく、人間も含めて哺乳類は恒温動物と呼ばれ、体温を常に一定に保って体がうまく動くように調節しています。つまり熱が出るということは体を一定に保てていないことの確かな証明なのです。 また脳 ...[続きを読む]
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誤食してしまったときに(2)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
今回は具体的に状況を考えてみましょう。骨を飲み込んでしまった場合、それがよく加熱してあり、かみ砕いて飲み込んだなら胃酸で溶けます。そのため、異物として除去するよりも消化した方がリスクが低いと判断でき ...[続きを読む]
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誤食してしまったときに(1)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
ペットは室内で過ごし、私たちと生活を共にしているからこそ、さまざまな異物や毒物を誤食してしまう可能性があります。もし誤食をしてしまったら、動物病院に速やかに連絡しなければなりませんが、その際に何を飲 ...[続きを読む]
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体にできものがある!(2)
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そえだ動物病院
添田岳史 院長 -
今回は、よく遭遇する「できもの」について具体的に説明します。乳頭腫はパピローマウイルスの感染による表皮にできる良性腫瘍で、同じような見た目で非ウイルス性のものもあります。これらが、いわゆる高齢犬のイ ...[続きを読む]