
尿石症
ペット
今まで何回か泌尿器系のトラブルを扱ったことがありますが、今回は「結石」に特に焦点を当ててみようかと思います。
そもそも結石というのは、ぽっと出たものではなく、尿など液体に溶けている成分が環境の状況によって結晶になり、それが集まり成長したものです。海水から塩が抽出され集まるのを想像すると分かりやすいかもしれません。さまざまな化学化合物が結石となりますが、カルシウムなど、レントゲンや超音波などの画像診断で比較的検出できるものがかなり多いので、健康診断などで指摘されることもあるでしょう。
結石はできてしまうと閉塞や痛みなど強い症状を引き起こす可能性があり、原材料は自身由来の化学化合物ですので、一旦落ち着いたとしても対策なしで同じ生活を続けていると、容易に再発します。遺伝・細菌感染・ストレスなど結石リスク因子は多岐にわたりますので、獣医師と相談しながら対策しましょう。
(2025年3月執筆)
