
夏もドライアイに要注意
予防 目
眼の乾燥のため、ごろごろする、しょぼしょぼするなどの症状が出るドライアイは、空気の乾燥する冬場によくみられる眼のトラブルですが、湿度の高い夏でも注意が必要です。
冷房の効いた室内では空気が乾燥しがちで、エアコンや扇風機の風が直接顔に当たると眼の表面から涙が蒸発し、ドライアイの症状が出やすくなります。最近は外出時に携帯用の小型扇風機を持ち歩く人も増えていますが、小型扇風機の風も直接眼球に当ててしまうとドライアイの原因になってしまいます。強い紫外線によっても眼の表面は日焼けのような状態になり、ドライアイの症状を悪化させてしまうこともあります。ドライアイの症状のある人は、夏場も冷房などの風向きや紫外線対策にご注意ください。
もちろん点眼薬の使用も効果的です。目の乾燥感を和らげる点眼薬は薬局でも購入することができますが、どのような点眼薬が自分に合っているか不安でしたら、眼科の受診をおすすめします。
(2025年7月執筆)
