川崎市麻生区周辺の頼れるクリニック情報を紹介 地域のかかりつけ医を探すなら メディコラ

Follow Us
  • facebook
  • twitter
column_senior30

紫色のあざ

皮膚 

 紫色のあざは紫斑(しはん)と言い、皮膚の下で出血する皮膚症状の一つです。けがや打ち身などでできるものが一般的ですが、外傷が無い場合では全身性の疾患によるものがあります。

 全身性の疾患として、血を止める働きのある血小板や凝固因子が低下するもの、アレルギーなどが関連するものがあります。一方、高齢者は皮膚が弱くなったことによってできる紫斑が多いです。また、血をサラサラにする抗凝固剤や抗血小板剤を服用することが多い高齢者にも多く見られます。特に腕によく見られ、記憶に無いくらいの軽い外傷で起こることもあります。これは2週間程度で自然に消えますが、皮膚自体の老化のため繰り返してしまいます。

 また、トイレでのいきみ、嘔吐、咳などでも紫斑ができることがあります。頻繁に紫斑ができるようであれば、医療機関を受診し相談しましょう。

(2020年6月執筆)

執筆者プロフィール

  • 葛西皮膚科医院

  • 葛西 庸子 院長

クリニックの詳細を見る
院長コラム一覧

新着ドクターコラム

ペット 季節の注意 

熱中症に気を付けて

中田動物病院
古守 悟 院長
ペット 血液・血管 

血液検査の考え方 (1)

そえだ動物病院
添田岳史 院長
口・歯 診療のこと 

インプラントの危険性

うえはら歯科医院
上原 良一 院長
シニア 予防 

高齢者の独居問題

リスホームケアクリニック
立野 慶 理事長
予防 口・歯 

顎の成長は6歳が鍵!

矢野口さちこ歯科医院
丸山 沙絵子 院長
背中・腰 

転倒と腰痛

もりや脳神経クリニック
森谷 匡雄 院長
アレルギー 

夏に始めるスギ舌下免疫療法

にもり内科クリニック
二森 浩行 院長
季節の注意 

熱中症だと思っていたら

百合が丘すみれクリニック
松浦 健太郎 院長
成人 診療のこと 

糖尿病だと、何が良くないの?

新百合ヶ丘龍クリニック
龍 祥之助 院長
予防 目 

夏もドライアイに要注意

わだ眼科クリニック
和田 悦洋 院長
下腹部 診療のこと 

トイレが近くなってきたら?

もちづき泌尿器科クリニック
望月 康平 院長
診療のこと 頭部・首・肩 

頭痛薬の使いすぎに注意

しんゆり脳神経外科クリニック
竹本 安範 院長
  • 2025.08.01 (金)
  • 転倒と腰痛
  • もりや脳神経クリニック
  • 森谷 匡雄 院長