
Oリングテストから考える歯と身体の関係
口・歯
かみ合わせを「脳への重要な入力の一つ」と捉える「脳歯科」という考え方があります。「かむ」という動作は、三叉神経などを通じて脳へ多くの情報を送っています。かみ合わせに乱れがあると、脳への情報入力のバランスが崩れ、頭痛や肩凝り、めまい、睡眠の質の低下など、さまざまな不調が現れる可能性があると考えられています。かみ合わせや口腔内環境を整えることで、顎関節の違和感の軽減や日常生活のパフォーマンス向上につながるケースもありますが、効果には個人差があります。当院では、状態を把握する一つの方法として、必要に応じてOリングテストを用いることがあります。歯や口腔内の刺激が身体の状態とどのように関係しているかを確認するための方法です。歯のわずかな形状や刺激が下顎の位置に影響し、姿勢や身体のバランスに関わることもあります。口腔内だけでなく、全身の状態を考慮した歯科治療を大切にしています。
(2026年2月執筆)













