
歯の神経を守るのはなぜか?
口・歯 診療のこと
虫歯による歯痛で歯科医院を訪れる患者さんは多くみられますが、その時の歯の状態は既に神経が出ているか、露出寸前の状態まで進んでいることが少なくありません。このような場合、多くの医院では神経を取る処置が選択されますが、薬剤を使い神経の保存を図る方法もあり、当院でもこうした治療を行っています。神経を守る理由は、(1)通院回数を減らせる可能性がある (2)歯の内部を感染から守る (3)破折の確率を下げる等が挙げられます。
歯を削る時には注水下で行います。この水が100%無菌ではないため、感染のリスクが生じることがあります。中に隙間ができることで破折もしやすくなり、それが治せない場合には抜歯に至ることもあります。こうした理由から、神経をできるだけ守ることが重要と考えられます。また、早期に治療を行うことも大切です。
(2026年4月執筆)













