
後天性眼瞼下垂の新しい治療法
目 診療のこと
加齢やコンタクトの使用でまぶたが下がる「後天性眼瞼下垂」は、視野の狭まりや肩こり、頭痛を引き起こす原因となることがあります。これまでは手術が主な治療法でしたが、2026年5月中旬、新たな治療用点眼薬「アップニーク0.1%」が発売されます。本剤は保険適用外の自費診療ですが、1日1回の点眼でまぶたを上げる筋肉を収縮させ、切らずに症状の改善が期待される新しい選択肢です。
ただし、目が開きにくい原因はさまざまです。ドライアイによる重みで開きにくさを感じている場合や、全身の筋力が低下する重症筋無力症といった深刻な疾患が隠れていることもあります。また、視野欠損を引き起こす緑内障の可能性もありますので、自己判断で放置せず、まずは眼科受診をおすすめします。まぶたの状態を正しく診断し、点眼薬が適応となるか、あるいは別の病気が原因なのかを確認した上で、一人ひとりに最適な治療が選択されます。
(2026年5月執筆)













