
糖尿病眼底検査の重要性
予防 目
糖尿病で血糖値が高い状態が長期間続くと、血管や神経が徐々にダメージを受け、さまざまな合併症が起こります。
糖尿病による眼の合併症は、白内障や角膜障害、虹彩炎などいくつか挙げられますが、最も問題になるのが糖尿病網膜症です。糖尿病網膜症では網膜の血管の壁が弱ってしまい、小さな出血や血管の詰まりが生じます。悪化すると眼の中で大きな出血や網膜剥離を起こし、失明してしまう可能性もある疾患です。糖尿病網膜症のやっかいなところは、初期にはほとんど自覚症状がないことです。「見えづらい」などの症状が出てくる頃にはかなり病気が進行しており、治療をしても視力を維持することが難しいこともあります。
糖尿病で視力を失わないために大事なことは、自覚症状が無くても定期的に眼科で眼底検査を受けることです。もちろん、血糖値を安定させることも重要です。糖尿病の治療を受けている人は、眼科も忘れずに受診しましょう。
(2026年7月執筆)













