なぜ神経を取ってはいけないのか?
口・歯 診療のこと
それは、ほぼ100%感染するからです。絵本に描かれる、スコップやドリルを持った虫歯菌を想像してください。その虫歯菌は歯を工事して、水道管に値する神経を貫通します。貫通するかしないかくらいが一番痛みを感じます。そのような場合に歯科医院に行くと、ほとんどの症例で神経を取られてしまいます。
神経を取った歯は感染するため、結局何回も通院することになります。補綴(ほてつ)をして治療が終わったと思っても、数年後に再根管治療になる確率は約7割と高いです。再根管治療を繰り返すと歯は薄くなるため、抜歯の確率が上がったり、しみる痛みを感じないために折れたりすることもあります。また、虫歯菌が歯を支えている骨を溶かすこともあり、そうなると歯は痛みもなく抜けてしまいます(壊死状態)。だから歯の神経を取ってはいけないのです。
当院では、大切な歯を守る治療法3MIX-MP法®を主体とした治療を行っています。
(2024年10月執筆)