当院でインプラントを行わない理由 (4)
口・歯 診療のこと
インプラントは義肢装具の一つなので、極力使用しないに越したことはありません。インプラントは骨にねじ込むことで着脱式の義歯よりもしっかりかむことができますが、天然歯には勝てません。生まれ持った臓器に優る人工の義肢は現在のところ存在しないのです。せっかく入れ歯を製作しても、使用していない人も多くいます。
世界的に見ても「高齢者になったら入れ歯」といった風潮がありますが、しっかりと予防をして、重度の歯周病と根管治療にならないように努めれば歯を失うことはありません。そもそも、インプラントは先天的に歯がない人のためのものなので、生まれつき歯がある多くの人にとっては必要のないものなのです。
当院は3MIX-MP法(R)の認定医院として、唯一無二の天然歯を守っているため、インプラントは行っていません。治療費を抑えるには、歯科医院へは予防やメンテナンスでかかるようにすることをおすすめします。
(2023年9月執筆)