歯ブラシのやり方
予防 口・歯
歯ブラシのやり方というと、ほとんどの人が「そんなことは分かっている」と言います。歯ブラシのやり方は年齢や嗜好(しこう)、歯の数、歯並び、かみ合わせ、生活環境などで変わってきます。虫歯ができやすい、歯周病や歯肉炎になっている、口臭がひどい、磨きにくい部位があるなどで悩んでいる人もたくさんいます。特に、歯周病は糖尿病との関連性が高い病気です。
歯科医院には年に1〜5回程度、定期検診でかかることが有効です。定期検診を受けていると、うまく磨けていない部位や虫歯や歯周病の早期発見もできます。C1程度の虫歯は削らず丁寧に磨き、虫歯が進まないようにすることが大切です。歯周病は、磨き残しが多いのに磨けたような気になっている人がなりやすいです。歯磨きはマメに短時間で行うことが大切です。私はこれを実践しているので、虫歯も歯周病もありません。食前磨きもおすすめします。
(2023年5月執筆)