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大腸炎

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 大腸性の下痢は、通常頻繁な排便(通常の3倍以上)、ときとして過剰な粘液や潜血を含む少量の排泄、しぶりなどを特徴とし、嘔吐が見られることがあります。前にお話をした、細菌性腸炎に伴うことが最も多く、食事性や寄生虫性、特発性炎症性腸疾患、薬剤誘発性大腸潰瘍、代謝性及び内分泌性疾患、大腸の運動障害(過敏性大腸炎)などの原因で起こります。多くは抗菌薬、駆虫薬や整腸薬などの治療によく反応します。
 慢性的な大腸炎や炎症性腸疾患では、いろいろな治療法を試して、その子に合った治療法を見つけ出す必要があります。大腸性下痢では細菌や細菌毒による腸粘膜の損傷が主な病態なので、抗菌薬の使用に合わせて、粘膜の再生を促すために絶食や低繊維食などがすすめられます。また慢性の大腸炎では、腸の運動を正常に保つために高繊維食や低アレルゲン食をすすめることがあります。
(2017年1月執筆)

執筆者プロフィール

  • そえだ動物病院

  • 添田岳史 院長

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