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ドクターズコラム

  • 食道炎

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  食道炎は薬や化学物質などの誤飲、過度の嘔吐や胃酸の逆流(逆流性食道炎)などで起こり、吐き癖のある高齢の猫に多く見られます。食道炎は比較的発生頻度が多いと考えられています。食欲不振・流涎・嚥下運動の増 ...[続きを読む]

  • 巨大食道

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  食道は口で噛み砕かれた食物を胃に送る管で、蠕動運動により食物が胃へと送られます。食道内異物や食道狭窄、食道炎などで食道の通過障害の結果として食道拡張を示すものと、食道の機能障害の結果、巨大食道を起こ ...[続きを読む]

  • 犬猫の排尿障害

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  犬猫の排尿障害には神経原性障害性と非神経原性とに分けられます。排尿は膀胱の括約筋と膀胱三角(内尿道括約筋)と外尿道括約筋がうまく連動して、膀胱内圧が上がり排尿したいと脳で感じ、内外の尿道括約筋を弛緩 ...[続きを読む]

  • 犬の膀胱腫瘍

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  犬の膀胱腫瘍は悪性腫瘍が多く、ほとんどが移行上皮癌です。一部の殺虫剤・除草剤・抗がん剤・肥満がその発生の要因と報告されています。ウエスティー・シェルティー・ビーグルなど特定の犬種に発生が多く見られま ...[続きを読む]

  • 猫の下部尿路疾患

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  猫の下部尿路疾患は、ストラバイト結晶が砂状となり炎症物質と絡み合い、雄猫の尿道に栓を作り尿閉が起こるとされています。それ以外にも特発性膀胱炎とされ、その原因を特定することが難しい場合が多くあります。 ...[続きを読む]

  • 細菌性膀胱炎

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  細菌性膀胱炎では、大部分が消化管あるいは体表の細菌が尿道を経て上行感染することで起こります。生体の防御機構(膀胱からの排尿・粘膜バリア・尿の濃縮、構造)が何らかの要因により不備が起こると発症するとさ ...[続きを読む]

  • 尿結石による閉塞

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  犬・猫の結石はストラバイトとシュウ酸Caが多く、腎孟・膀胱で形成された結石が尿管や尿道で詰まり、尿の排泄が阻害されるために、急速に病状が進むと腎不全に陥る怖い病気です。尿管結石では重度の腹痛や背部痛 ...[続きを読む]

  • 腎盂腎炎

  • そえだ動物病院 
    添田岳史 院長

  •  腎盂腎炎は、尿路感染から併発することがほとんどであり、膀胱から尿管、腎臓への上行感染となります。発熱・食欲不振・頻尿・血尿・排尿障害に腰部の疼痛などが見られます。さらに腎不全に陥る危険があり、早期の ...[続きを読む]

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