
前立腺肥大症の手術療法
下腹部 診療のこと
前立腺肥大症は、年齢とともに前立腺が大きくなることで、尿の勢いが弱くなる、トイレが近くなる、残尿感が続くなど、日常生活に不便が出てくる病気です。薬で良くなる人も多いのですが、症状が強い場合や前立腺がかなり大きい場合には、手術がより確実な治療になります。
一般的な方法がレーザー治療(HoLEPなど)です。お腹を切らず、尿道から細いカメラを入れて、前立腺の部分をレーザーで蒸散または切除し、尿の通り道を広げます。出血が少なく、前立腺が大きい人にも対応しやすい治療で、再発しにくいとされる点がメリットです。他にも水蒸気で組織を退縮させる方法や、つり上げ術などの低侵襲治療も普及しています。
どの治療が最適かは、前立腺の大きさ、症状の強さ、持病、生活スタイルなどによって変わります。気になる症状があれば、早めに医療機関に相談することが安心につながります。
(2026年5月執筆)













