花粉症
アレルギー 予防 耳・鼻・喉 薬
花粉症は、春のスギやヒノキ、夏のカモガヤ、秋のブタクサやヨモギなどの植物の花粉に対して体が引き起こすアレルギー反応です。季節性アレルギー性鼻炎、結膜炎とも言われます。症状はくしゃみや鼻づまり、鼻水の他、眼や喉の痒み、咳、湿疹や皮膚炎が出たりします。現在は3〜4人に1人は花粉症と言われ、小さな子どもでも発症することがあります。関東のスギ花粉飛散時期は2〜4月頃で、一度症状が出てしまうと鼻の粘膜がどんどん敏感になり症状が出やすくなります。そのため粘膜を過敏にさせないよう症状が出る前から薬を使用すれば、症状を遅らせたり軽い症状で抑えることができます。最近では眠くなりにくい飲み薬もあり、点鼻薬・点眼薬などを組合わせ治療を行います。花粉症シーズンを快適に過ごすには、花粉の飛散状況をチェックし、飛散前に診察を受け、症状に合った処方をしてもらうことをおすすめします。
(2016年2月執筆)