
早めにもの忘れの検査を受けてみては
診療のこと 頭部・首・肩
アルツハイマー病は認知症の約60%を占める病気で、アミロイドベータやリン酸化タウが脳に沈着することなどが原因とされています。2023年9月、日本で初めてアルツハイマー病の進行抑制を目的とした薬が発売されました。アミロイドベータを脳から取り除くことを目的とした薬です。今までにはない画期的な薬で、このことは当時ニュースでも大きく取り上げられました。しかし、厳しい投薬基準があり、きちんとアルツハイマー病と診断することや軽度の認知機能低下であることなどとされています。
当院に来院する患者さんの多くは、ある程度生活に支障が出てから受診しています。しかし、この時点では軽度とは言い難く、投薬基準に当てはまらないケースが多い印象です。
認知症も早期発見・早期診断が必要になります。まずは、忘れっぽさを感じたり、指摘されたりしたら、一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。
(2025年3月執筆)
