
失神は、脳の病気ではありません
血液・血管
「失神」とは一時的に意識がなくなり、数十秒以内に後遺症を残さず回復するものです。一時的な血圧低下や脈拍数の異常などにより、脳への血流が低下したときに起こります。つまり血圧や脈の病気で、脳の病気ではありません。
症状はすぐに回復しますが、運転中や高所作業中など状況によっては大きな事故や外傷につながる可能性もあるため注意が必要です。朝礼や電車内などで長時間立っているときや、立ち上がったときに起こる場合は、自律神経の調節不良によるものが多く命に危険のないものがほとんどですが、中には心臓が原因のこともあります。心臓によるものは、心臓病の危険なサインであることもあるので、早めの対応が必要です。完全に意識を失わず頭がもうろうとしたり、目の前が暗くなったりするだけのこともあります。もしこの様な症状を経験したら、なるべく早く主治医に相談してみましょう。
(2025年3月執筆)
