点鼻型インフルエンザワクチン
予防 季節の注意 感染症
今年もインフルエンザワクチン接種の時期となりました。皆さん、予防接種は済んでいますか。
今年から皮下注射でのワクチン接種だけでなく、両鼻腔へ噴霧する「点鼻型」のインフルエンザワクチンが発売となりました。3歳以上19歳未満までが適応となり、1回の鼻腔噴霧で完了となります。注射だと2回接種が推奨されている13歳未満の小児や、注射による迷走神経反射などが起こりやすい中高生などに推奨できる接種経路かと思います。当院でも10月のインフルエンザワクチン接種開始から点鼻型ワクチンについての問い合わせが多く、注射に手を焼いていた親御さんに好評です。
当院では小児のインフルエンザワクチン接種(注射は生後6カ月から接種可能)も積極的に受け入れており、地域のファミリークリニックとして小児から健康診断、外来診療、高齢の患者さんへの訪問診療まで幅広く対応しております。
(2024年11月執筆)