熱射病
ペット 季節の注意
ワンちゃん、ネコちゃんがハーハーしていることはありませんか? それは病気のサインということもあります。ワンちゃん、ネコちゃんは呼吸をすることで必要な酸素を取り入れますが、必要な酸素が取り込めなくなると、呼吸の大きさと、回数を多くすることで対応します。
特に暑い時期になると口を大きく開けて、舌を大きく出し、暑さに対応しますが、体の対応機能が限界を超えると、体温が上昇し、熱射病になってしまいます。熱射病になってしまった際の対応としては、①水風呂に入れる、②背中に水で濡らしたタオルを当てたり、お腹をシャワーで冷やしたりするなどして、体温をとにかく下げることが重要です。
その後、体が冷え、呼吸が落ち着いたら、保冷剤のようなものをタオルでくるんで、ワンちゃんやネコちゃんの体に当てるなどして、早めの受診をおすすめします。
(2019年8月執筆)