口呼吸の弊害と歯並びの関係(2)
口・歯 診療のこと
医療安全を考えた予防歯科。長期耐久性longevityな、お口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。使われる材料の安全も必須です。水銀を含む金属や保険のパラ合金は発がん性があり、携帯電波に反応して体内・脳活動にも影響します。平衡感覚の弱体化や筋力低下で、ちょっと押されただけでも転びやすくなり、駅ホームの転落や自転車事故につながります。
歯は鼻とともに呼吸と咀嚼と嚥下、発音や頭蓋の位置安定維持に重要な役割を持ち、三叉神経を通じて脳活動に影響しています。無意識に口呼吸をしている人は、アデノイド顔貌になります。歯並びも悪化して口の周りや頬の筋肉が緩み、下膨れ顔に下顎後退や上顎出っ歯で、ほうれい線や二重アゴ、首のシワが増えます。歯周病も小さい隠れ虫歯も症状がなく「病巣感染」として、30歳以降の病気の元です。口呼吸から全てが始まっていると言えるくらい怖いものなのです。顎関節症だけではありません。
(2019年2月執筆)