歯科治療の耐久性と医療安全(1)
口・歯 診療のこと
日本では、保険を使って歯科治療する人が多いですね。国が認可した材料で、コストも適正だと思っているからでしょうか? 保険治療よりも自費治療をすすめるドクターは、金儲け主義と言われる風潮があります。海外ではどうでしょうか?国は最低限の治療を保障するので、海外で行われている歯科治療と日本で行われている歯科治療は治療代が10倍くらい違います。その違いは治療の精密さや丁寧さで、20年以上は遅れています。
海外では削ってかぶせるだけで数十万円、親知らずを抜くにも10万円以上です。海外の治療と日本の保険治療は全くと言っていいくらい、材料も治療のポリシーも違います。医療安全性や耐久性では10倍以上の開きがあるのです。
口は体の一部であり、そこは、かんで食べる、飲む、言葉を話す、呼吸をする、頭の重さのバランスをとる、という生きるために重要な器官です。医療安全面でどこが違うのか、次回から詳しく話をしましょう。
(2018年6月執筆)