上手に眠るコツ
時事 診療のこと
気候や気圧の変動がある日が続いていますが、睡眠で困っていませんか? ストレスの多い現代ではうまく眠れない人が増えています。
必要睡眠時間は個人差があり、長く眠ろうと思っても眠れません。うまく眠るには寝る前にリラックスして、睡眠禁止ゾーンに注意します。睡眠禁止ゾーンとは本当に眠くなる約2〜3時間前で、体がまだ眠る準備をしていないため床に就くとかえってリズムが崩れます。また、カフェインの摂取や飲酒は覚醒作用のため眠りが浅くなり、依存の危険や糖尿病などの生活習慣病へ繋がります。
睡眠のリズムは眠くなってから床に就いて部屋を真っ暗にし、朝起きたら日差しを浴びて朝食をとることで少しずつ整います。眠りが浅いときは短時間で集中して眠ることも大切です。日中だるいときは横にならず、昼食後15〜30分間座って眠ることがおすすめです。それでも眠れない人や、激しいいびき・足のむずむずなど他の症状が気になる人は医師にご相談ください。
(2018年5月執筆)