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脳梗塞は主治医に相談しないで!
シニア 診療のこと 頭部・首・肩
脳梗塞はかかりたくない病気の代表です。この病気は脳に栄養を送る血管が何かの原因で詰まってしまい、脳の一部がダメになってしまうものです。症状はさまざまですが、分かり易いのは急に顔や体の左右の片側が動かなくなったり、感覚が鈍くなったりすることです。また物が二重に見えたり、視野の一部が欠けたり、話しづらくなったりする症状もあります。適切に治療をしなければ、これらの症状は後遺症として後々まで残ってしまうこともあり、寝たきりの原因にもなります。脳梗塞は発症から4時間半以内であれば血管の詰まりを溶かして後遺症を少なくする治療を受けられる可能性があります。もし疑わしい症状が出ても、かかりつけ医に相談する必要はありません。すぐに救急車を呼んでしかるべき施設に搬送してもらいましょう。迷っていると時間はすぐに過ぎてしまい、十分な治療が受けられなくなるかもしれません。
(2016年10月執筆)
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