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プロバイオティクスとFA
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
適当量与えたときに健康効果を発揮する生きた微生物と定義されるプロバイオティクス(乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌など)の大切な働きとして、腸内細菌叢バランスの改善があります。なぜ腸内細菌叢のバランスが大 ...[続きを読む]
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妊娠中の食物除去
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
妊娠中に特定の食物除去を行っても、生まれてくる赤ちゃんの食物アレルギーを予防する効果はありません。日本や欧米のガイドラインは妊娠中の母親の食事制限を推奨していません。むしろ児の出生体重が少ない、早産 ...[続きを読む]
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離乳食の開始時期
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
離乳食の開始を遅らせることで、食物アレルギーの発症を予防する効果は期待できません。逆に食物アレルギーを予防する方法としては、乳児期早期からいろいろな食品を摂取する方が有効であるとの報告が多くなされて ...[続きを読む]
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アトピー性皮膚炎は治りますか?
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーとの関係は今まで繰り返し書いてきました。それではどちらが治りやすいのでしょうか? 私の経験から考えて、食物アレルギーに比べてアトピー性皮膚炎の方が治るのに時間がかかる ...[続きを読む]
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FAの発症予防
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
乳児期のアトピー性皮膚炎(AD)への早期介入(離乳食を開始する前)は、食物アレルギー(FA)の発症を抑制する可能性が高いことが分かっています。しかし国立成育医療研究センターで行われた、アトピー性皮膚 ...[続きを読む]
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FAの診断の進め方
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
食物アレルギー(FA)は、問診または食物負荷試験で特定の食物摂取による症状の有無を確認し、さらに血液検査や皮膚テストで、特異的IgE抗体の関与を確認して診断します。以前に触れましたようにFAにはいく ...[続きを読む]
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ADとFAの関係
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
アトピー性皮膚炎(AD)と食物アレルギー(FA)は関係がありますか? との質問に対する答えは、「関係がある場合とない場合があります」と言うことになります。ADが先で、バリアが壊れた湿疹部位から食物抗 ...[続きを読む]
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舌下免疫療法
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
今回は舌下免疫療法についてお話します。スギ花粉症や通年性アレルギー性鼻炎は、自然に良くなることは期待しにくい疾患で、治療には抗原の除去・回避、抗ヒスタミン薬などの薬物療法、手術療法などがありますが、 ...[続きを読む]
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OASとは何ですか?
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
口腔アレルギー症候群(OAS:Oral Allergy Syndrome)は、食物アレルギーの特殊型に分類されており、IgE抗体を介し症状が口腔粘膜(イガイガ、チクチク)に限局する即時型アレルギーと ...[続きを読む]
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FEIAnとは何ですか?
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おばた小児クリニック
小幡 俊彦 院長 -
食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FEIAn)は、食物アレルギーの特殊型に分類されています。元々FEIAnとは、ある特定の食物を摂取した後に運動を行うことによって、全身性のじんましんや喘鳴・呼吸困 ...[続きを読む]