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PMDD(月経前不快気分障害)のこと
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
PMDDは、月経開始前に感情の不安定、イライラや怒りやすさ、不安緊張、落ち込みやだるさなどが急激に悪化する病態です。うつや不安症と診断されたり、性格の問題とされ苦しんだりすることもありますが、月経開 ...[続きを読む]
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- 院長コラム
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コロナ禍が精神の健康に与える影響
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
コロナ禍は人々の精神の健康にも大きな陰を落とし、この変化に適応していくのは予想以上に大変です。まず朝一定時に起床し、こころをリセットして仕事や勉学に励む、という生活リズムの破綻は、抑うつの発症など情 ...[続きを読む]
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コロナ禍の中で:「密」の両面性
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
コロナ禍の昨今、「密」という文字に私たちは吸い寄せられています。まず「三密」と呼ばれるように、「密」は危険で避けるべきものとされました。それは私たちに分断をもたらしています。 最大の悲劇は病院や施 ...[続きを読む]
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私が守るもの
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
アニメ『エヴァンゲリオン』の完結編(何度目?)が公開予定ですね。表題は、ヒロイン・綾波レイが共同で敵と戦う直前、怯える主人公・碇シンジに告げる有名なセリフです。 実は、このことばの英訳には2種あり ...[続きを読む]
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人は体内時計には逆らえません
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
「人がコントロールできるのは起きる時間だけ、寝る時間は決められない」というのが睡眠衛生の最も知られていない基本です。「不眠」のほとんどは、うつなどで睡眠メカニズムが障害されない限り、「寝起きのリズム ...[続きを読む]
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れとると、または精神分析のこと
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
「何がどう変わってきたのか分からない。でも辛かったことも変わるんだ、それを感じることができた。だから生きていてよかった」。愛する人の痛ましい事故に苦しみ続けたある人の週4回の精神分析療法、数年目のこ ...[続きを読む]
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心あたりのある人は
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
うつ状態の薬物療法は、セロトニン神経系を元気にするSSRIなどの抗うつ薬が主体です。こころと頭脳への過剰負荷で、気の沈み以外にも思考・意欲など脳全体が思うように働かないうつ状態、そこで「元気と落ち着 ...[続きを読む]
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不眠症と睡眠導入剤のこと
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
不眠症の治療は意外と困難です。今までよく処方されてきた睡眠導入剤の依存性と副作用が喧伝され、現場は混乱気味です。確かに転倒し骨折した人はいます。熟睡できると長期間服用し、薬なしに眠れなくなった睡眠導 ...[続きを読む]
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俺は「本物の依存」がほしい!
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
長年のいじめで孤独癖を拗らせ、捻くれた心理洞察力を持つ高校生主人公と、優秀な美少女ゆえに嫉妬に晒され孤高を貫くヒロインを描く青春小説が、若い人に人気です。不器用な2人はうわべでない「本物」の関係を求 ...[続きを読む]
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苦しいうつへの対処法覚書
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
かつてうつ病は、脳の問題により自然に発症すると考えられていました。しかし、ご存じ発症にはきっかけがあります。よく過労などが挙げられますが、実は人間関係が決定的なようです。例えば教官や上司の厳しい課題 ...[続きを読む]