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精神分析のこと
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
自分のことは案外自分では分からない もので、むしろひとと関わって初めて知らない自分に気付くものです。そこで悩みを持つ相談者は自由に話をし、聴き手はじっくり耳を傾け相談者のこころを深く理解しようと努め ...[続きを読む]
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SSRIについて
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
うつ状態にある人は、セロトニンを伝達物質とする脳内の神経系の働きが低下していると言われています。ストレスによってセロトニン神経系の働きが低下することも知られています。そこで、うつの治療にはセロトニン ...[続きを読む]
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コロナ禍の中での心療内科
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
ひととひとが会う、という当たり前の出来事が命に関わりかねない新型コロナウイルス感染症に対しては、心療内科診療も慎重にならざるを得ません。 1年前、私は特に治療者と相談者が密に関わるカウンセリングの ...[続きを読む]
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自分の言葉で語るということ
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
シェイクスピアの悲劇『ハムレット』の悲劇のヒロイン、オフィーリア。恋人ハムレットに「尼寺に行け」と言い放たれ、父を殺され、やがて精神的に変調を来してしまいます。この尼寺の場面、翻訳者の松岡和子さんに ...[続きを読む]
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PMDD(月経前不快気分障害)のこと
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
PMDDは、月経開始前に感情の不安定、イライラや怒りやすさ、不安緊張、落ち込みやだるさなどが急激に悪化する病態です。うつや不安症と診断されたり、性格の問題とされ苦しんだりすることもありますが、月経開 ...[続きを読む]
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コロナ禍が精神の健康に与える影響
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
コロナ禍は人々の精神の健康にも大きな陰を落とし、この変化に適応していくのは予想以上に大変です。まず朝一定時に起床し、こころをリセットして仕事や勉学に励む、という生活リズムの破綻は、抑うつの発症など情 ...[続きを読む]
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コロナ禍の中で:「密」の両面性
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
コロナ禍の昨今、「密」という文字に私たちは吸い寄せられています。まず「三密」と呼ばれるように、「密」は危険で避けるべきものとされました。それは私たちに分断をもたらしています。 最大の悲劇は病院や施 ...[続きを読む]
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私が守るもの
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
アニメ『エヴァンゲリオン』の完結編(何度目?)が公開予定ですね。表題は、ヒロイン・綾波レイが共同で敵と戦う直前、怯える主人公・碇シンジに告げる有名なセリフです。 実は、このことばの英訳には2種あり ...[続きを読む]
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人は体内時計には逆らえません
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
「人がコントロールできるのは起きる時間だけ、寝る時間は決められない」というのが睡眠衛生の最も知られていない基本です。「不眠」のほとんどは、うつなどで睡眠メカニズムが障害されない限り、「寝起きのリズム ...[続きを読む]
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れとると、または精神分析のこと
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
「何がどう変わってきたのか分からない。でも辛かったことも変わるんだ、それを感じることができた。だから生きていてよかった」。愛する人の痛ましい事故に苦しみ続けたある人の週4回の精神分析療法、数年目のこ ...[続きを読む]