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「ボヘミアン・ラプソディー」
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新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長 -
伝説のロックバンド「クイーン」の作曲家フレディ・マーキュリーの半生を描いた大ヒット映画です。題名はその代表曲(未聴の人は、ぜひこの機会に)。華麗なサウンドと不思議な歌詞は衝撃的ですが、実はフレディは ...[続きを読む]
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マタイ受難曲
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浅田 義孝 院長 -
母校の楽団によるバッハの大曲「マタイ受難曲」演奏会があり、少しお手伝いしました。聖書に基づく宗教曲で、声楽がキリストの十字架の苦難の物語を歌いあげ、楽団が悲しみの曲を奏でます。人間の原罪による苦悩と ...[続きを読む]
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寒時は闍黎を寒殺し、熱時は闍黎を熱殺す
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浅田 義孝 院長 -
「かんじはしゃりをかんさつし、ねつじはしゃりをねっさつす」と読みます。禅の言葉で暑さ、寒さ、つまり不安、抑うつなどの苦痛を徒に消そうとせず、心を開き、まず暑さ寒さに「なりきる」と言います。さもないと ...[続きを読む]
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心療内科の薬の服用期間
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浅田 義孝 院長 -
心療内科の薬はいつまで飲めばいいのでしょう? これは薬の種類によります。精神科医は精神病の薬を続けるよう説得してきました。中断するとほぼ再発し生活能力が低下するためです。 一方抗うつ薬の飲み方には ...[続きを読む]
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傷つきと「傷ついた自分」の行方
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浅田 義孝 院長 -
成長過程での傷つきは、虐待やいじめ、犯罪だけでなく両親の養育や環境が良好であってさえ不可避です。傷つきを訴えるひと、逆に子に責められ落ち込む親の話をうかがう機会は多くあります。 その傷つきを理解で ...[続きを読む]
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うつ病の薬物療法選択と性格診断
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浅田 義孝 院長 -
薬物治療はなお心療内科治療の中心にあります。私は精神分析・精神療法が専門ですが、適応を考えると多くはまず投薬中心になります。例えば、うつのひとに心療内科の敷居はなお高く、初診では即効性治療を要します ...[続きを読む]
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精神科・心療内科における「病気」の診断
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浅田 義孝 院長 -
ゲーム依存症が、今年改定されるWHOの国際疾病分類第11版(ICD-11)に追加されると報じられました。精神科・心療内科領域では、国際分類が診療に深く影響を及ぼします。同様のものに米精神医学会のDS ...[続きを読む]
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ひとのこころの二つのありかた
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浅田 義孝 院長 -
ひとのこころは二つの状態を行き来しています。一つは自己が悪い対象に攻撃され滅びる、という不安に支配される状態です。すべては全か無か、善か悪か、敵か味方かの二分法で認識され、一方は完璧な善と美、他方は ...[続きを読む]
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発達障害の診断について
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浅田 義孝 院長 -
「発達障害ではないでしょうか? 」と受診する人が増えました。例えば就職後、コミュニケーションの齟齬(そご)から仕事がうまくいかず、うつ状態になってしまった人の中に見られます。しばしば、すでに発達障害 ...[続きを読む]
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心療内科の薬と飲酒
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浅田 義孝 院長 -
心療内科で処方される向精神薬のほとんどは神経の興奮を鎮め気持ちを楽にする薬です。当然似た作用を持つアルコールとの併用が問題となります。 嘔吐窒息などを除き昔ほど相互作用増強による危険は少ないのです ...[続きを読む]