新型ウイルスへの当院での対応 (3)
口・歯
今日(5月17日)は東京、神奈川の新しい感染者は5人ずつとなっています。この記事が出る頃には平穏な日常に戻っていればいいのですが、どうでしょうか?
悪化した場合は、引き続き3密を避け診察人数に制限が出てしまいます。そうなると緊急性の低い予防歯科に来られる患者さんにはご迷惑をおかけすることになります。通常の状態やそれに準ずる状態であれば、歯石取りやフッ素塗布などの予防歯科を始めていきます。歯科治療は水が出て飛沫がありますので、当院では開業当初から空気に気を配ったクリーンエアーな空間で診察をしております。
私は歯科医院では歯を削らないようにして、予防でかかるべきだと思って診療にあたっていますが、この度の新型ウイルスは正体が不明であり、本来の予防歯科ができていません。歯石はたまりすぎると歯周病が重篤化して歯が自然に抜け落ちることもあります。早く日常に戻れるように祈っています。
(2020年6月執筆)