歯を抜いたり削ったりしてはいけない(1)
口・歯 診療のこと
歯が抜けている場合(死んでいる)は助けられません。多くの場合生きた歯を無駄に抜かれているのです。歯を抜かないとダメな症例は、永久歯の発育や咬合を阻害する乳歯や過剰歯、機能していない親知らず、怪我で5つ以上に割れた、割れて歯が無い、放置期間が長く3mm以下に溶けているなど抜歯症例は殆どありません。
痛みや腫れを繰り返しているなどは抜歯の理由にはならないのです。歯は一つでも失うと咬合、体幹のズレが起こります。また失った部分を補うために人工の入れ歯やインプラントを入れますが、違和感や経済的な理由で入れていない人もいます。ではどうしたら良いのか?
(1)歯科医院には予防でかかる、(2)C1程度の虫歯は削らない、(3)痛みが出ても神経を保存できる医師にかかる、(4)さまざまな理由で抜歯をすすめられたら必ずセカンドオピニオンを受ける。私の医院では大切な歯を守っています。詳細はhttp://www.3mix-mp.com/参照。
(2018年5月執筆)