海馬の反応をプラスにする
シニア 口・歯
体の不調は、咬み合わせを調整することで解消できるかもしれませんと話をしてきました。歯が無い人の場合は、義歯やインプラント治療で咬み合わせを調整します。歯が抜けたからと言ってそのままにしていてはいけません。物を噛むという行為は、食べるだけでなく同時に、脳の海馬などの部位に刺激を伝えてプラスにします。残存歯が少ないと咬み合わせも悪くなり、脳への刺激が少なくなり認知症を引き起こす可能性もあります。その他の原因に、尖っている歯にあたった舌が反応して沈下し、呼吸が浅くなることがあります。呼吸が浅いと脳ヘの血流に影響し、認知症になりやすいかも知れません。また、海馬がマイナスな人は、肩こりがある人が多いようです。
今は認知症の原因は分かっていませんが、You Tubeで紹介されている「認知症と義歯 症例7・8」という動画を見ると、咬み合わせと認知症の関係を考えさせられます。
(2016年9月執筆)