口内炎
口・歯 熱・咳・寒気 皮膚
口内炎は口の中の粘膜の炎症です。原因によって主にアフタ性とカタル性に分類されます。
アフタ性口内炎は日常よく見られるもので、口の粘膜に周囲が赤く中央が白くくぼんだ小潰瘍として認められます。アフタ性の原因は粘膜を噛んで傷つけたり、体の変調、疲労やストレスなどが挙げられます。
カタル性は口の粘膜が広い範囲にわたって赤く腫れます。原因としては風邪をひいて熱を出した時や歯周病、飲酒そして喫煙なども関連があります。いずれも原因となるものを除去し体調管理を行い、原疾患が落ち着いてくれば口内炎も1〜2週間程度で治癒してきます。治癒するまでの間は、うがい薬などを使用しながら口腔内を清潔に保つことが大切です。その他、ヘルペスウイルスや真菌(カビ)、そして全身疾患が隠れていることもあるため、治癒が遅い人は一度皮膚科へ相談ください。
(2016年7月執筆)