COVID-19と接触感染予防策
シニア 時事
在宅医療における自宅生活環境での診察やケアに関しては、どのような予防策をとるべきなのか、大きな課題となっています。 COVID-19(新型コロナウイルス)が急拡大している現状では、患者本人・医師・看護師・介護士・CM(ケアマネージャー)・家族など、誰しもがこのウイルスを保有している可能性があります。
症状(発熱・咳嗽・頭痛・咽頭痛・吐き気・下痢など)がある患者は、標準予防策は当然ですが、接触感染予防策も必要となります。不適切な防御は、療養者及びその家族、医療介護関係者の感染にも繋がります。
接触感染予防策とは、療養者との接触による感染予防だけでなく、療養者周囲の環境表面にも病原体が付着している可能性がある場合に行う感染予防対策です。療養環境に入る前から使い捨ての手袋とガウンやビニールエプロンを着用し、医療及び介護従事者はケアの間、特に自分の眼・鼻・口には決して触らないことが最重要です。
(2021年1月執筆)