歯は呼吸に大きく影響する
口・歯
鼻で息がしにくかったり、口で息が吐きにくかったりすると、喉が荒れて風邪をひきやすくなります。口で息が吐きにくい場合は、頚椎がずれて頭蓋骨が歪んでいるため、鼻と目の血流が悪くなり、花粉症の症状が出やすくなります。これは、歯の尖の反射によって引き起こされると考えられます。従って、歯の尖を滑らかにすると、この反射は消えます。
また、同様に無呼吸症候群の改善も期待できます。無呼吸症候群により呼吸が止まると、脳の酸素量が低下するため、人によっては認知症になりやすいということもあります。さらに、歯が腰痛や膝の痛み、肩こりなどの原因となっていることもあります。つまり歯は、かむだけでなく人体の構造や呼吸にまでも大きく関与していると考えられるのです。歯は呼吸に大きく影響するので、歯を調整することで、風邪をひきやすいといった体質や、花粉症の症状は改善されると考えられます。
(2019年12月執筆)