健康寿命って知っていますか?(2)
シニア
健康寿命を延ばすためには、病気やけがなどにより要介護状態になる危険性を減らすことが大切です。健康寿命を縮める要因として、以下のようなことがあります。(1)脳出血・脳梗塞などの脳卒中、(2)骨折・転倒、(3)関節疾患(変形性膝関節症や腰椎症など)、(4)加齢に伴う廃用症候群、(5)認知症など。脳卒中により身体が不自由になると自分の身の回りのことができなくなってきます。膝や腰が悪くなると歩行ができなくなり、病状によっては寝たきりになってしまうこともあるでしょう。また、認知症により外出することが面倒になることで家に引きこもりがちになる人もいます。
介護保険を利用して、リハビリを行うこともできます。健康寿命をいかに延ばすかは、生活習慣病の予防が大切になってきます。このことについては次回、具体的に説明していきます。
(2019年11月執筆)