
腎臓がんとは
胸部・腹部
腎臓がんは、腎臓の中で尿をつくる細胞から発生するがんで、初期にはほとんど症状が出ません。したがって健康診断のエコーや、別の病気の検査で偶然見つかることが多いです。症状が出る場合には血尿や腰の痛み、発熱などがありますが、他の病気でも起こり得るため、自己判断は難しいのが実際です。診断にはCTやMRIが用いられ、腫瘍の大きさや位置を詳しく評価します。
治療の中心は手術で、腫瘍が小さければ腎臓を残す部分切除が選ばれ、腎機能を守りながら治療できます。進行例では免疫療法や分子標的薬が活躍し、治療の選択肢が広がっています。
腎臓がんは、早期に見つかれば治療成績が良いがんです。血尿が出たとき、腰の違和感が続くとき、あるいは健診で異常を指摘されたときには、早めに泌尿器科を受診することが大事です。気づきにくいがんだからこそ、小さなサインを見逃さないことが大切です。
(2026年7月執筆)













