食中毒
ペット 診療のこと
わんちゃんやねこちゃんたちと暮らしている場合、拾い食いや誤食はよくある事故の一つです。
人間の食べ物でペットにとって危険なものには、ネギ類やチョコレート、ブドウ、レーズン、キシリトール、アボカド、魚介類(イカ、タコ、エビ、カニ、貝類)、銀杏、牛乳、カフェインなどがあります。食べると、中毒症状として嘔吐・下痢(チョコレート、ブドウ、レーズン、アボカド、魚介類、銀杏、牛乳、カフェイン)、元気消失(ネギ類、ブドウ、キシリトール、魚介類)、けいれん(チョコレート、ブドウ、レーズン、キシリトール)、貧血(ネギ類)が見られます。
現れる症状は、食べたものや体質によって異なります。食べてしまった後に少しでも危険だと感じたら、動物病院まで連絡してください。誤食する子は何度も繰り返します。食中毒を起こさないよう物の置き場所や生活範囲を見直して、誤食を事前に防ぎましょう。
(2024年7月執筆)