眼鏡は変形していませんか?
目
眼鏡は正しい位置でかけないと見えにくいものです。特に遠近両用などの累進レンズや乱視の入った眼鏡は、フレームが歪んでいるだけでも見えにくくなります。また、学童期の子どもや中高生は、運動などの際にフレームが変形することも多いです。
チェックポイントは、(1)鼻パッドがつぶれていないか? つぶれていると眼とレンズの距離が近過ぎます。(2)鼻メガネになっていないか? この場合レンズの中央で見ていません。当然見えにくいですし、弱視や斜視の治療で装用されている場合は治療効果が減ります。(3)眼鏡を外し、逆さまにテーブルなどに置くとフレームがガタガタしないか? (4)フレームのテンプル(つる)が広がっていないか? 特に成長期の子どもは顔に対してフレームが小さくなると広がります。大きいサイズに変えた方が良い時期です。
適正な位置で眼鏡をかけることが、適正な視力を維持するために大切です。
(2019年7月執筆)