口呼吸の弊害と歯並びの関係(4)
口・歯 診療のこと
歯周病の人や奥歯が入れ歯の人、または、奥歯を抜いたまま放置していた人、70歳を超えた人でも、オーラルケアを受けて歯周病をコントロールし、かみ合わせの調整をしながら、入れ歯を使いながら矯正治療をすることで、若返らせることができます。かみ合わせの調整をすることで、首のラインがきれいになり、ホウレイ線も薄くなり、目の表情までも生き生きしてきます。さらに、唇や舌トレーニングを続けると、入れ歯の安定も増し奥歯のかみ合わせも良くなるので、脳活動が活性化して認知機能や身体機能も回復して若返るようです。
オーラルケアを続けることで、大腸ポリープが消えた、便秘・胃腸の不良も改善、肝機能のデータが改善、1年くらいで自然に体重が減少、コレステロール値も改善したなど、歯周病連鎖の改善はすごいものがあるようです。
(2019年5月執筆)