歯科治療の耐久性と医療安全(4)
口・歯 診療のこと
海外で行われている歯科治療との大きな違いは、使われる材料の精度と医療安全性です。パラジウムや銅などを含む保険合金は、金属毒性の発がんリスクが問題でユーロでは使用禁止です。日本では保険材でいまだに使われています。水銀を含むアマルガムも口に入ったままの人が多くいます。
歯科学会では、金属免疫毒性に関して認知していますが、保険に認可されているので、大きな声をあげて金属の禁止を訴えていません。あくまで、自由診療での自己負担で対応せざるを得ないのが日本の現状です。当医院では、オーラルケアがマスターされるまでは初期修復という超精密な仮歯で、安全にかみ合わせや歯肉の健康を得るまで日数を置きます。その後に、超超精密な印象型採りを行うので、健康な歯肉でバイオフィルムのない綺麗奇麗な歯周ポケットになります。μ調整が再現され超超精密だからこそ、長期の医療安全が得られています。
あなたのお口はどうしますか?
(2018年9月執筆)