
前立腺がんとは
下腹部 診療のこと
前立腺がんは、日本の男性で最も多いがんの一つです。国の統計では年間10万人以上が新たに診断されており、特に50歳を過ぎると急に増えていきます。年齢とともに細胞の変化が起こりやすくなるためで、誰でもなり得る身近ながんと言えます。
一方で、5年生存率は95%以上と高く、早期に見つかれば落ち着いて治療を選べる病気でもあります。早期の段階ではほとんど症状がなく、健康診断で行われるPSA検査が発見のきっかけになることが多いです。進行すると、排尿の勢いが弱くなる、夜間の頻尿、血尿などが現れることがありますが、前立腺肥大症でも似た症状が出るため、自己判断は避けたいところです。診断にはPSA値の確認に加え、エコー、MRI、生検などを組み合わせて行います。
前立腺がんは早期発見で予後が大きく変わる病気です。50歳を過ぎたら、年に一度のPSA検査を習慣にすることが安心につながります。
(2026年9月執筆)













