
不眠に対する臥床時間制限法
予防 頭部・首・肩
不眠の訴えを詳しく聞くと、非常に早く床につく場合が多くあります。午後9時~10時ごろ臥床し、午前1時~3時ごろ目が覚める、などで、長く寝ようとする高齢者に多いです。早く寝ると早く目が覚め、睡眠は浅くなってしまいます。
この場合、臥床時刻を遅くし、朝は一定時に床から離れ、臥床時間を短くするのが効果的なのです。これは不眠に対する認知行動療法の一種で、「臥床時間制限法」といい、最も効果的とされています。床につくのを思い切って午後11時~午前0時以降、眠くなってからにするのが良いでしょう。そして年齢にもよりますが、睡眠時間は6時間程度にし、朝は早く床から出て、その後は横にならず、起きて活動的な生活を送るのが良いのです。日中ぼんやりテレビを見ていても、脳は寝てしまいますので気をつけましょう。また、安易に依存性のある睡眠導入剤に頼らないようにしましょう。
(2026年8月執筆)













