ポインセチアは有毒植物
ペット 季節の注意
クリスマスが近づくと、花屋には赤と緑が鮮やかなポインセチアが並びます。このポインセチアですが、実は「有毒植物」であることをご存じですか? 主な有毒物質はフォルボールといい、葉と茎(白い樹液)に含まれています。この液体に触れると、発赤・腫れ・かゆみなどの皮膚炎が現れ、人間でもかぶれてしまうことがあります。わんちゃんが食べてしまうと、嘔吐・下痢・口周りのただれといった症状が現れ、最悪死に至る危険があります。
症状は食べた量や体質、体格などによって差が出ます。もし食べてしまった場合は病院へ連絡してください。その際、いつ・どのぐらいの量を食べたか、様子を伝えてください。
犬や猫にとって有毒植物は意外と身近にあります。スイセンや福寿草も有毒です。いつもの散歩コースに生えているかもしれません。家に観葉植物がある場合は、犬や猫にとって有毒ではないか、一度調べてみることをおすすめします。安全で楽しいクリスマスを。
(2023年11月執筆)