乳幼児のコロナワクチン
予防 子ども 感染症
生後6か月から4歳児を対象とした新型コロナワクチン接種が始まりました。以下、厚労省のデータを元に説明します。
接種期間は2022年10月24日から2023年3月31日までです。ワクチンはファイザー社製で最初から3回で1セットになっており、2回目接種は1回目から3週間後、3回目接種は2回目から8週間以上の間隔をおいて接種します。筋肉内注射で、乳児は太ももに接種します。インフルエンザワクチンとの同時接種が可能ですが、それ以外のワクチンは原則として13日以上の間隔をおいて接種することになります。
海外のデータでは、抗体産生は成人と差はありません。副反応は12歳以上と同様に接種部位の疼痛や不機嫌が確認されていますが、ほとんどが軽症と報告されています。接種は強制ではありませんが、保育園や幼稚園に通園中の児や家族内に重症化リスクを持っている人がいる場合は、接種を検討してみてください。
(2022年11月執筆)