眼科におけるサプリメント
時事 目
現在、多種多様なサプリメントが出ており、眼の病気に対するサプリメントも増えてきています。サプリメントは薬ではないので治療効果は公言できませんが、例えば、加齢黄斑変性症や緑内障など病気の進行を防ぐことを補助するものや、ドライアイ、白内障、眼精疲労などの眼の不調を改善する作用のものもあります。これらは眼疾患の予防や進行抑制のみでなく、例えば抗酸化作用を持つ成分は体全体の老化を抑制し、若々しく保つ効果も期待できます。また、子どもに対しては近視の進行を止める画期的な手段がない中で、近視進行抑制の遺伝子に効果があるサプリも出ています。
今後寿命が延びることを考え、なるべく健康を保つためにも、健康診断などで病気の早期発見を心掛ける以外に、病気の予防としてサプリメントをうまく利用するのも一つの方法かもしれません。
(2020年10月執筆)