エイジングとパフォーマンスアップ(5)
口・歯
小麦粉など穀物を精製粉砕した麺類・パン類は発酵させたり、熟成練りでグルテン化させ、モチモチにしたりします。大量に食料を生産管理し貯蔵しやすく、20世紀の人口増加をサポートしてきましたが、これらの食品は非常に消化吸収が良く(ファーストフード)、食後血糖値が上がり過ぎる欠点があり、糖尿病のリスクが上がります。
グルテン化したりカンスイで練ったりして、消化しにくく、腹持ちを良くした麺類やパン類はよくかんで食べるのではなく、かまないぐらいが丁度良いかもしれません。血糖値が急激に上がり過ぎないように、生野菜・こんにゃく・ゼリー・海苔・お肉など非水溶性食物繊維の食品を多く先に食べ、15分過ぎてから糖質の多い食品を食べましょう。
非水溶性の食品は奥歯でしっかりかむと唾液が多くなり、脳機能の活性化が行われ、記憶力・気持ちがポジティブになり発がん毒消しなどの効果が期待できます。
(2018年6月執筆)