在宅における訪問入浴サービス
シニア 成人
自宅での入浴は、健康な人にとっては通常の生活習慣ですが、介護が必要な人にとっては本人はもちろん、家族にとっても非常に負担のかかることです。入浴介助に慣れていない家族がすることで、浴室での転倒など思わぬ事故の原因につながることもあり、本人・家族共に大きな負担がかかります。
寝たきりの場合や家族だけでの介助が困難な場合でも、最低限の負担で入浴できるサービスが訪問入浴です。自宅の浴槽が狭く、家族のサポートだけでは入浴が困難なケースは多々あります。看護師・介護士の入浴介助はもちろんのこと、看護師による入浴前後の健康チェックや医療的な処置も、医師の指示のもと行われます。
入浴は健康な人であっても体力を消耗します。体調の変化に対する看護師のサポートが必要な人もいます。訪問入浴サービスは介護保険が適用されるので、費用はその自己負担分となります。
(2023年2月執筆)