コロナ禍に学ぶ歯ブラシの仕方(2)
口・歯 時事
コロナ禍で良くなったこともあります。一つはインフルエンザの流行が抑えられたことです。これはまめに手洗いをしたためです。通常時よりも回数を多く手洗いをしたことで少なくなりました。
予防歯科も同じようにまめに歯を磨くことが大切です。「よく磨いているが虫歯になりやすい」「しっかりと磨いているが最近歯がしみる」と言う人がいます。このタイプの人は歯磨き1回に掛ける時間は長いのですが、その1回以外はあまり磨けていないということです。コロナ禍の手洗いのように、歯磨き時間は1分以内で回数は10回などにすると、口の中を常時清潔に保つことができ、虫歯や歯周病を防ぐことができます。
歯があることで毎日の食事が楽しくなります。逆になければ食事が面倒だったり好きな物が食べにくくなったりします。歯も他の臓器同様、できる限り抜いたり削ったりしてはいけません。当院では3MIX-MP法(R)を中心とした治療法で大切な歯を守っています。
(2021年4月執筆)