歯の神経を取ってはいけない
口・歯 診療のこと
歯の神経は内部にあるので、触らない方がいいのですが、「痛い」と言って歯科を受診すると、多くの人が神経を取られています。神経を取られた歯は機能を失い、後に破折・根尖病巣・周囲炎・骨破壊などを起こしやすくなります。歯の根は血管と神経が複雑に絡み合っているので、抜髄後に何度も通院することになります。通院期間中や治療中のうがいなどで感染するので、後々の再治療率が高く、再治療を繰り返しているうちに歯が薄くなったり溶けたりして、保存不能となります。
当院で行っている3MIX-MP法®という治療法にはセーブパルプという技術があり、ほとんどの歯の神経を保存しています。これにより通院回数・経済的負担・歯を削る量の全てが軽減します。残念ながらこの治療法には偽物の医師がおり、その医師にかかると、大切な歯を失いかねません。詳しくはhttp://www.3mix-mp.com/を参照。
(2019年10月執筆)