
かみ合わせと全身の不調
口・歯
下の顎の位置が本来より後方に下がった状態は、顎の関節や周囲の筋肉に負担をかけることがあります。その結果、顎の痛みや口の開けにくさだけでなく、頭痛、耳の違和感や聞こえにくさ、肩こり、全身の倦怠感など、さまざまな症状と関連する場合があります。
もともと下顎が後退傾向にある場合だけでなく、虫歯や欠損などで歯科治療を繰り返し、かみ合わせの高さ(咬合高径)が低くなることで、下顎が後方へ偏位するケースもあります。
ただし、これらの症状にはかみ合わせ以外の原因も考えられるため、顎関節、筋肉、歯の接触状態や顎の動きなどを総合的に検査し、適切に診断することが大切です。自己判断でマウスピースを使用すると、かえってかみ合わせを変化させ、顎関節に負担をかける可能性があります。気になる症状がある場合は、専門的な診査を受けましょう。
(2026年9月執筆)













