
腎臓の健康と食事のタイミング
胸部・腹部
腎臓は私たちの体の中で休むことなく働き続けています。血液をろ過し、老廃物を尿として排出し、体のバランスを保つために昼夜問わず活動しています。
そんな腎臓にとって「食べる時間」は、意外にも大きな影響を与えます。朝食を抜くと血糖や血圧が乱れ、腎臓に負担が掛かります。軽くても良いので、朝に食事を取ることが腎臓の健康を支える第一歩になります。また、夕食が遅くなると、腎臓は夜間も休む間もなくフル稼働し続けることになります。特に塩分やタンパク質の多い食事を就寝前に取ると、腎臓の負担はさらに大きくなります。夕食は就寝の2〜3時間前までに済ませることが理想です。水分補給も腎臓の働きを助けますが、一度に大量に飲むと負担になります。少量をこまめに取ることで腎臓は無理なく老廃物を排出できます。
「何を食べるか」だけでなく、「いつ食べるか」が腎臓の健康を守ります。
(2025年12月執筆)













