
立ちくらみは、失神の前兆かもしれません
血液・血管
寝ている姿勢や座っている状態から急に立ち上がったときなどに、目の前が暗くなったり、気が遠くなったりする症状を「立ちくらみ」といいます。これらの症状のほとんどは一時的に血圧が下がる「起立性低血圧」が原因で、ひどいと失神することもあります。血液は立ち上がると下半身に移動しますが、通常はそれに対し脚の血管が自然に収縮し血液を上半身に戻します。これらの調整は自律神経が行っていますが、その調節がうまく機能しないと、心臓から脳に送る血液が足りなくなるために症状が出ます。
立ちくらみが起きたら、その場で座ったり、寝たりするのが最善ですが、状況的に難しければ立ったまま脚を交差してみたり、足踏みをすると改善されることもあります。また、脱水状態や降圧薬などを服用している場合は、この症状が起きやすくなるので、立ちくらみが出やすい人は主治医に相談してみましょう。
(2026年6月執筆)













